明治安田システム・テクノロジー株式会社
Case Study 導入事例
Product
多様な働き方を後押しする環境づくりに向けて、 個室型のワーキングブースを導入。
Web会議など多様な働き方に対応できるオフィス環境づくりに向けて、個室型ワーキングブースを導入し、業務効率とES(従業員満足度)の向上を図る。
Company
明治安田システム・テクノロジー株式会社様は、明治安田生命グループのIT戦略を担う中核企業です。「確かな信頼を、いつまでも」という経営理念のもと、「お客さまに信頼され選ばれ続ける会社」という企業ビジョンを掲げ、生活に安心をもたらす生命保険や損害保険などに関わる多様なシステムの構築から運用までを手がけています。また、グループ内で培った経験を活かしてグループ外にも事業を展開。金融・保険業界を中心に、幅広いニーズにあわせたソリューションを提供しています。
業種 | ソフトウェア |
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事業規模 | 1,323名(2022年4月1日現在) |
企業HP | https://www.mytecno.com/ |
ご担当者様 |
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Interview
- Q まずは導入の背景となった貴社の職場環境についてお聞かせ下さい。
- A
飯村様: 当社は以前から従業員が働きやすい環境づくりに注力しており、今回、個室型ワーキングブースを導入したのも、その一環です。当社の企業ビジョン「お客さまに信頼され選ばれ続ける会社」を実現するには、従業員が心身ともに健康で、働きがいのある職場を実現することが重要と考え、「MYTECNO健康宣言」のもとに健康経営を推進してきました。その結果、健康経営優良法人認定制度の「ホワイト500」に3年連続で認定されています。
北原様: なかでも注力しているのが、女性が働きやすい環境づくりです。当社は女性社員の比率が約4割を占め、毎年の新入社員も約半数が女性。子育てサポート企業として「くるみん」認定を取得するなど、結婚・出産後も働き続けられる環境整備が進んでおり、さらに最近では男性社員への産休・育休取得も社長自らが呼び掛けていて、対象者の取得率が7割を超えています。このため、時短勤務や在宅勤務の従業員とのWeb会議は、コロナ禍により一気に日常的になりました。
- Q 「ゼネブース」の導入を検討された経緯を教えて下さい。
- A
飯村様: 直接のきっかけは、コロナ禍でWeb会議の機会が増えたことです。先述のように、当社はもともとWeb会議が多く、そのための環境整備としてオープン型の会議ブースを導入していましたが、要は折り畳み式のパーテーションなので、話し声が筒抜けで周囲に迷惑となっていました。一方で、ブース内でも周囲の雑音が気になってWeb会議に集中できないという声も聞こえていました。
北原様: コロナ過でテレワークが普及し、従業員同士はもちろん、お客さまやパートナー企業との打合せもWeb会議が主体になるなか、安心して集中できる環境が必要との声が高まっていました。そこにタイミングよくアートさんからダイレクトメール(DM)が届いて「ゼネブース」の存在を知り、興味を持ったのです。
- Q 「ゼネブース」の導入を決められたポイントはどんな点でしたか?
- A
飯村様: 以前から個室型ブースの導入は検討していて、展示会などで他社商品を目にしたこともありましたが、それらの商品はスチールとガラスを組み合わせたものなので重く、床への負担が懸念されました。加えて価格面もネックとなり、導入には躊躇がありました。その点、「ゼネブース」は木製のため軽量で、価格もリーズナブル。オフィスに導入しやすいのが魅力でした。
北原様: 肝心の防音性についても「40db」と具体的な数値が明示されていて、図書館レベルの静かさで仕事ができると保証されていたので、安心できました。また、素材が木製なので地球環境にも優しく、外観的にもオフィスに馴染みやすいのもポイントでしたね。
飯村様: 3種類ある外観のうち、私はオフィスの壁紙に合わせた「ホワイト」が良いかと思っていましたが、若手や女性社員からは「木質系が落ち着く」という意見が多く、「オーク」を選びました。実際に導入してみると非常に落ち着いた雰囲気で、殺風景になりがちなオフィスでの貴重な「癒し」になっています。
- Q 実際に「ゼネブース」を使用されたご感想をお聞かせ下さい。
- A
飯村様: フェルトシートとドアの二重構造のため、期待していた以上に防音性が高く、周囲の雑音を気にせずWeb会議に集中できると好評です。会議の内容が周囲に漏れる心配もないので、業務上のセキュリティ確保という面でも安心できますね。
北原様: もともとはWeb会議のための設備として導入したものですが、使い勝手の良さが広まるにつれて、新規採用のWeb面接や、配信用の動画撮影などにも使われています。私も集中したい仕事があるときに、空いていれば小1時間ほど利用しています。ブース内に入ると、周囲から話しかけられることもないし、余計なものがないので、自分のデスクよりも集中できるんです。
飯村様: 「個室型」というだけあってスペースは1人分だけなので、密閉感や閉塞感があって、かえって落ち着かないかもという懸念もありましたが、ほどよく集中できる作業空間になっているようです。防音性が高すぎると、例えば非常ベルや緊急放送などがブース内に聞こえないといった心配もありますが、適度に外部の音も聞こえますので、その点でも安心ですね。
- Q 株式会社アートの対応についてのご評価をお聞かせ下さい。
- A
飯村様: 非常に満足しています。DMを見て問い合わせた際のレスポンスも非常に早く、とても丁寧に対応いただけました。オフィスへの設置時はもちろん、導入後も定期的に連絡いただけ、「不具合はないか」と聞いてもらえるので、安心できますね。
北原様: 実際、使ってみて気付いた点をお伝えすると、すぐに改善策を提案いただけます。例えば「ドアが180度開くのが少し気になる」とお伝えしたところ、早々にストッパーを取り付けていただけました。
飯村様: ユーザーの声を聞いて、より良い商品づくりに反映しようという姿勢が伝わってきますので、今後はより使いやすい商品になるだろうと期待しています。
- Q 今後についてのご予定があればお聞かせ下さい。
- A
北原様: 試験的な意味合いもあって、まずは1台導入しましたが、非常に好評なので追加導入も検討しています。問題は導入スペースですね。「ゼネブース」はコンパクトさが魅力ですが、現在のオフィスだとなかなか余剰スペースがないので、そこが検討課題です。
飯村様: コロナ禍の収束に関わらず、当社は今後もテレワークを継続する計画のため、出社率の低下を踏まえてオフィスの縮小・再編を検討しています。フリーアドレス化や打合せスペースの設置と併せて、「ゼネブース」の設置スペースも確保したいと思っていますので、その際はまた相談させてもらいます。
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